案内AIシステム(株式会社JR東日本商事様)| 設置駅を起点とした乗換案内サービスを実現
2020年3月に開業したJR「高輪ゲートウェイ駅」に「案内AIシステム」を設置しています。
「案内AIシステム」は「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」と連携して設置駅を起点とした乗り換え案内などのサービス提供を行っております。
本件の企画・開発に携わられたご担当者様のコメントと合わせてご紹介いたしますので、ぜひご参考ください。
ご活用のお客様
ご利用のAPI機能
多言語表示
日本語の他、英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、タイ語にて経路探索結果を表示することが可能です。オプションとなりますので、詳しくは弊社までお問い合わせ(info@val.co.jp)ください。 ※今回ご紹介の事例では、英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語での表示を採用いただいております。
高輪ゲートウェイ駅周辺は、住宅や学校のほか泉岳寺などの観光施設があるエリアです。また、2025年3月には駅前にTAKANAWA GATEWAY CITYが一部開業したことから、お住まいの方や通勤・通学でご利用の方だけでなく、初めてこのエリアを訪れる方も多く駅にいらっしゃいます。
初めて訪れる方は、トイレやコインロッカーなどの駅構内に関することや駅周辺施設への移動に迷われるケースが多く、駅係員への問い合わせも多くなります。そのため駅係員だけではなく「案内AIシステム」でもお客さまのニーズにあったご案内をすることが必要だと感じました。設置後は、多くのお客さまにご利用いただき、ご好評いただいています。
TAKANAWA GATEWAY CITYは今後、商業施設やホテル、複合文化施設、レジデンスなどが開業します。また「Global Gateway」をコンセプトに掲げており、海外からのお客さまも多く訪れる場所になります。そのため、駅におけるお客さまからのさまざまな質問に対応するため、API連携を活用するなど回答できる内容を拡充したいと思います。
今後「案内AIシステム」を活用し、駅を訪れるお客さまのスムーズな移動の手助けや、駅近郊エリアでの回遊性、周辺施設との連携を高め、駅及び駅周辺の活性化に寄与できればと考えています。