「最寄り駅からの通勤時間」で勤務地選びと人員配置のマッチング精度を向上 | 求人情報サービス編
「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」は、「駅すぱあと」が持つ経路探索機能や公共交通機関データを、お客様のシステムやアプリへ自由に組み込むことができる法人向けAPIサービスです。
今回は特定の駅からの移動時間を基に検索結果を表示する機能を用いた「求人情報サービスでの活用例」と「人員配置への活用例」をご紹介いたします。
「最寄り駅からの通勤時間」から情報を検索できるようにしたい
お仕事を探す際、「最寄り駅からの通勤時間」「乗り換えは必要か、楽か」などを基準にしている方は多いのではないでしょうか。
「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」の範囲探索用のAPIを求人情報システムに連携すると、以下の図のように通勤時間や乗り換え回数からお仕事を探す機能を実装でき、求職者(ユーザー)の希望に沿った求人情報を表示できます。
※範囲探索機能について、詳しくは以下のドキュメントをご参照ください。
【範囲探索(/search/multipleRange)】
「最寄り駅からの移動時間」の情報から「人員配置」作業を効率化
「最寄り駅からの移動時間で情報検索」する方法は、採用だけでなく年度替わりのタイミングにてスタッフの入れ替わりが多く発生することがある企業が人員配置をする際にも活用できます。
その一例として、多くのチェーン店舗を有する企業が「どの店舗に誰を配置するか」を検討するケースが挙げられます。店舗近郊に住む方を候補者として絞り込むこともあるかと思いますが、「店舗最寄り駅からN分以内の駅付近に居住の方」を選定するのに必要な候補駅を店舗ごとにピックアップしていく作業はかなりの負担といえます。
「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」では、指定時間内に移動できる範囲探索用のAPIを用意しており、店舗情報のデータベースと連携することで候補駅の抽出を自動化できます。
候補駅の抽出ができたら、その情報と候補者の最寄り駅とをマッチングすることで「店舗からN分以内に移動できる」方を絞り込めますので、大幅な業務軽減を実現できるのではないでしょうか。
また、スタッフの配置が決まったら、各スタッフの自宅最寄駅と配置店舗の最寄駅の情報を利用し、通勤時の運賃や定期代を算出することもできます。スタッフを決める前に、候補者数名の中で交通費を比較して一番安い人に決める、などのアイディアもコストカットの1つの手段になるかと思います。
この他にもニーズに合わせた機能開発が可能です。導入事例と合わせてご案内させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
「実際に使用してみたい」「どのような探索結果が出てくるか知りたい」という方には、90日間無料の評価版のご利用がお勧めです。以下の窓口より、お申し込みください。
今後も定期的に「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」の活用事例をご紹介してまいります。ユーザビリティ向上や開発運用コストの削減等に、ぜひお役立てください。