ビーモーション株式会社|kintoneでの自社内交通費精算管理を実現
ビーモーション株式会社様の社内における、交通費精算管理業務に「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」 が採用されました。
本件の企画・開発に携わられたご担当者様のコメントと合わせてご紹介いたします。
ビーモーション株式会社様の社内における、交通費精算管理業務に「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」 が採用されました。
本件の企画・開発に携わられたご担当者様のコメントと合わせてご紹介いたします。
弊社では販売代行や営業代行などのアウトソース業務において多数のスタッフが稼働しておりますが、その中で特に営業代行やルート営業等の業務を行うメンバーがkintoneを利用して報告業務を行っております。
これらメンバーの交通費精算において、申請者は行った場所や経路、承認・管理側は申請された内容が正しいかを確認する手間がありました。
これらのスタッフは1日で多数の店舗を訪問するため交通費精算の申請量が非常に多く、申請側も確認側もそれだけで多くの工数が発生しており、それらを解消できないか検討していたところ、Web上に過去にヴァル研究所が開催したハンズオンの資料が公開されているのを発見しました。
その資料では、”kintone上で「駅すぱあと API」を用いた交通費精算アプリを作る”方法がわかりやすく紹介されており、自分たちでも実装ができそうだったため、アプリ開発にチャレンジすることにしました。
交通費精算業務の改善のため、複数のサービスを比較しましたが、ハンズオン資料や「駅すぱあと API」の無料評価版を利用して、約3ヶ月で実装〜動作テストまでできたため、本格運用を開始しました。
また、「駅すぱあと API」の料金体系がリクエスト数による従量課金制で、他サービスでよくあるようなkintoneアカウント数課金ではない点も選定の一基準となりました。スタッフの増減などによるアカウント数の変更対応が不要でかつ利用した分だけ課金されるため、アカウント課金より安価に済むところもコスト面でもメリットだと感じました。
弊社の運用上、スマートフォンでの利用を可能にしたかったため、その部分の追加実装は必要でしたが、社外の開発会社を入れずとも自社内での開発だけで実装を完了できました。
申請者からは、PCやスマートフォンから簡単に申請が行えるようになったことでとても楽になったという声が上がっています。
また、承認・管理側は、申請内容や経路の妥当性確認に毎月3時間程度取られていましたが、「駅すぱあと」の経路・運賃情報を使った正しい内容で申請が来るため、確認時間を0にすることができました。
今後利用グループを順次増やす予定のため、仮に対象者が10倍になれば単純計算で導入しない場合に比べて30時間分の時間短縮が可能になります。
これらのチェック作業で人員の増員等も検討していましたが導入せずに済み、各担当営業の管理者やバックオフィスのメンバーが本来の業務に集中できるようになりました。
現在、一部のグループでの利用にとどまるため、他部署・他グループに利用者を増やし、全社で活用できるようにしていきたいと考えております。
kintoneはカスタマイズ性が高い反面、標準機能では交通費精算や運賃確認等が出来ないため、APIで連携出来る本システムは非常にありがたいです。
今回はJavaScriptでの実装となりましたが、プラグイン形式で実装できるともっと実装のハードルが下がると思いますので、「駅すぱあと API」の今後に期待したいと思います。