最寄りのバス停の探索から通勤定期代の算出までを一元管理|人事給与システム・ワークフロー編
「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」は、「駅すぱあと」が持つ経路探索機能や公共交通機関データを、お客様のシステムやアプリへ自由に組み込むことができる法人向けAPIサービスです。
ここ数年でテレワークが広がりましたが、多くの企業はコロナ禍以前と変わりなく『通勤定期』の定期代を支給しています。
また、通勤費を実費支給にしていた企業でも、徐々にオフィスワーク中心の勤務形態に戻して定期代を支給とする動きが出てきています。
その『通勤定期』について、社内規定によっては、”自宅から最寄りの鉄道駅までが一定距離以上離れている場合、最寄りのバス停から駅まで路線バスを利用する”といったケースを認める場合があります。
今回は、このような規定のもとで「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」を活用することで、通勤定期の支給作業をより効率的に、より最適に行っていく方法をご紹介します。
規定通りかつ、最適な通勤経路を簡単に検索
最寄鉄道駅/バス停を検索する
入社のタイミングで、社員から現住所が提出されます。その住所を使って、最適な最寄駅を定めます。
もしも「通勤に適切な鉄道駅が○kmの範囲内にない場合、路線バスの利用を認める」という規定があるならば、自宅近くの任意のバス停を採用して鉄道駅までの経路を定めることも可能です。
勤務先の最寄鉄道駅/バス停を設定する
勤務先の最寄鉄道駅/バス停が複数ある場合、最大10個まで設定することができます。
通勤経路を検索する
ここまでで、出発地となる社員自宅の最寄駅/バス停と、到着地となる勤務先の最寄駅/バス停が決定できました。
あとは、経路探索を行うのみです。「駅すぱあと」が社員の自宅最寄駅ごとに勤務先のどの最寄駅を使うと良いかを判断し最適な経路を表示します。
経路の妥当性・正確性を担保しつつ、通勤定期代の支給を実現
ここまで、規定内における 最寄りの鉄道駅/バス停の検索とそれを使った経路探索についてお話ししてきました。
○km以内のバス停が複数ある場合や、複数のバス事業者が乗り入れるバス停がある場合、どのバス停を選んだら良いかわからなくなってしまうこともあると思います。
その際は、複数のバス停をまとめて一つの地点を生成し、そこを起点に経路検索をすることができます。
このように、「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」を利用することで、都度妥当性や経路の正確性を問うことなく、社内規定に沿った通勤定期代支給を行うことができます。
この他にもニーズに合わせた機能開発が可能です。導入事例と合わせてご案内させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
「実際に使用してみたい」「どのような探索結果が出てくるか知りたい」という方には、90日間無料の評価版のご利用がお勧めです。以下の窓口より、お申し込みください。
今後も定期的に「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」の活用事例をご紹介してまいります。ユーザビリティ向上や開発運用コストの削減等に、ぜひお役立てください。