駅までの経路と生活環境を地図上で視覚化し、「駅遠物件」をアピール| 不動産検索サービス編
「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」は、「駅すぱあと」が持つ経路探索機能や公共交通機関データを、お客様のシステムやアプリへ自由に組み込むことができる法人向けAPIサービスです。
今回の活用Tipsでは「不動産業界での活用例」として、「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」との連携により取得したバス停の位置情報を地図上に表示し、土地勘のない方には分かりづらい路線バスを使って行くことができるエリアの範囲を視覚化する方法をご紹介します。
通勤/通学先への経路・移動時間情報を提供
お部屋探しにおける「通勤・通学時間がどれくらいかかるか」という基準に応える機能として、多くの不動産検索サービスが鉄道の駅を「最寄り駅」として物件探しができる機能を備えています。「最寄り駅」を選んだ後の検索結果では、鉄道の駅から物件までの距離は「徒歩N分」の他、「バスN分」といった形で表示されており、駅までの徒歩分数などで物件の絞り込みができるようにもなっています。
「駅すぱあと」では日本全国のバスのルート情報を保有しています。そのため、「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」と連携することで、緯度経度や住所情報から物件最寄りにバス停があるかの情報提供の他、バスを用いた際の通勤/通学先への移動時間を算出する機能の実装も可能となります。
物件候補を絞り込んだ際よりも詳細な情報を提供することで、その物件で暮らし始めた以降のイメージをより具体化でき、候補からの更なる絞り込み、優先順位付けの一助となりうると考えられます。
通勤/通学先への経路を地図上に描画し、バスの路線沿いの生活情報を提供
駅までバスで移動することが推奨される物件は、リーズナブルだったり間取りなどが充実していたりすることもあり、その点をアピール材料とすることも多いように思われます。また、バスの路線沿いにはショッピングモールや商店街等も多く、それらの生活情報を付帯して提供できれば「物件周辺環境の充実ぶり」をアピールでき、「駅から遠いだけではない」付加価値を提供できるのではないかと考えられます。
「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」では、鉄道・バス・駅間の徒歩といった経路探索結果の経由駅(バス停も含む)の緯度経度を取得し、地図上に表示することが可能です。取得した経由駅(バス停を含む)を地図上に表示することで、土地勘のない方には分かりづらい路線バスを使って行くことができるエリアの範囲を視覚化することができます。あわせてルート沿いにある食料品店やコンビニエンスストア、飲食店など保有しているエリア情報を表示することで、物件周辺エリアの生活面での利便性をアピールすることも可能です。
物件周辺の情報もあわせて紹介することで、土地勘がない方でもその土地で暮らした際のイメージをより具体化でき、エリア選びも兼ねた形で物件を選べるようになるのではないでしょうか。
この他にもニーズに合わせた機能開発が可能です。導入事例と合わせてご案内いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
「実際に使用してみたい」「どのような探索結果が出てくるか知りたい」という方には、90日間無料の評価版のご利用がお勧めです。以下の窓口より、お申し込みください。
今後も定期的に「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」の活用事例をご紹介してまいります。ユーザビリティ向上や開発運用コストの削減等に、ぜひお役立てください。